告知・情報提供のお願いです!緊急SOS!

世田谷猫連続虐待事件の経過
かなり酷い状態の画像もありますので、ご注意ください

こちらのブログもご覧ください

AWA Animal Welfare Activity(AWA)動物福祉活動の日記!【動物虐待】

ゆきももこの猫夢日記【世田谷猫連続虐待事件】



2011年02月19日(土)

◆現場に近い区立小学校を訪問しました。
校長を訪ねたところあいにく不在でしたが、教職の先生が対応して下さいました。
近辺で野良猫に薬品などをかけて虐待する事件が3年連続して起きていることなどをお伝えし 、
子供達への危険も有り得るので早急にこの問題を取上げて保護者の方に
お知らせをして下さるようにお願いしてきました。

昨年から活動しているボランティアや、今回新たに何かできる事をと参加して下さるボランティアの方達の共通の思いは「もうこれ以上、被害を出したくない。」 ということです。
皆そう思って昼夜問わず時間がある限り現場付近に出向き、近隣の方々に再び事件が起きた事などをお伝えしながら、犯人に繋がる情報を求めて聞き込みを行っています

(柚子)

2011年02月16日(水)

◆地元のボランティアさんから両脇腹にヤケドの様な傷を追った猫がいる、と連絡を受け、慌てて保護しました。3年連続で猫の虐待が起こってしまいました。すぐに玉川警察に通報し、被害届を提出しました。そのときの詳細はこちらのブログでご覧ください。

  猫なみ〜猫のマリアの活動日誌

2010年12月24日(金)

◆クリスマスイブです。今年も残すところあとわずかとなりました。
虐待された猫がいるという相談を受け、保護を始めて8ヶ月が経ちます。未だ犯人が特定されていません。報道により一時期は世間の関心も高かったのですが、悲しいことに今では過去の出来事になりつつあるのが現状です。それでも当初より携わっているボランティアは決して忘れることなく今も地道に活動を続けています。
 
嬉しいお知らせもあります。虐待被害に遭ったミケちゃんが現在トライアル中です。ゆっくりとミケちゃんのペースに合わせてくださっている里親様。ミケちゃんの終の棲家になることを願っています。
  猫なみ〜猫のマリアの活動日誌

※ミケちゃんは正式譲渡となり、幸せな毎日を送っております

2010年11月02日(火)

『看板壊したのだぁれ!?』

今年5月、世田谷区公園管理事務所さんが、権蔵橋公園と中町二丁目公園に環境省の「動物の遺棄・虐待は犯罪です」の立て看板を造って設置してくださっていました。
そのうち、何故か9月に中町二丁目公園の看板だけ消えていました。
なんと壊されてしまったので一旦撤去したとの事でした。
子供たちの元気が良すぎて、勢い余って壊してしまったと言う事であれば、ちょっと微笑ましくもありますが、あの看板を不都合に思う人間の手によって故意に破壊されたと言う考えも拭い去る事ができません。

そしてまた、看板が綺麗になって再設置されました。(公園管理事務所さん、ありがとうございます!)
お散歩やパトロールの際にでも、少しカラーが変わって再登場した看板をご覧いただければと思います。
漆黒の闇パトロールチームの皆様もありがとうございます!暖かくして回ってくださいね。

(うんぱるんぱ

2010年10月31日(日)

◆世田谷区中町1丁目2丁目で起きた連続猫虐待事件に関しては、事件発生当初のような反響もなく半年が過ぎてしまいました。しかし、犯人は未だ特定されておらず現在も虐待による怪我の治療を受け続けている猫がいます。この半年で情報を寄せてくださった方々もたくさんおられますが、警察を今以上に動かすことができないのが現状です。ですが、当初より携わっている有志によって夜毎のパトロールは続けておりますし、新たな情報も求めています。
どうか、この事件を風化させることなく近隣住民の方々にもお気を配っていただきたいと切に願っております。



2010年09月08日(水)

◆8月が終わり当然のことながら9月がやって参りました。このまま事件を再発させることなく12月31日を迎えられるよう様々な形で活動継続中です。
例えばパトロール。。。
春は庭や道端の花々を愛でながら。夏は迫り来る蚊、蚊、蚊!と闘いながら。そしてこれからは月や星、クリスマスイルミネーションの輝きを堪能しながら?
このように地味ながらも活動を続けられるのもたくさんの皆様のご協力・支えがあってのことと深謝しております。
散歩や買い物に加えパトロールしてくださっている方々。お仕事帰りの疲れた足で遠回りまでしてパトロールしてくださっている方々。全く別の地域にお住まいなのに、わざわざこの地域を車で回ってくださっている方々。管轄内外のお巡りさんのプロのパトロール。etc.etc.etc...
本当に皆様いつもいつも有難うございます。
比較的近くに住んでいる私と柚子さんはもとより、大田区の猫ボラさんであるAWA代表となまはげさんも2〜3日に1度はパトロールに来ています。
しかし、残念ながら犯人逮捕には到っておりません。
今後とも監視の目を緩めることなく、引き続きご協力よろしくお願い致します。

(うんぱるんぱ)

2010年09月04日(土)

◆被害猫のヒナちゃんの嬉しいお知らせです。
本日退院し、かねてより里親を申し出てくださっていた方のお宅にお届けしてきました。
ヤケドの治療は今後も続きますが、里親様がしっかりケアしてくださると思います。
里親様のブログでヒナちゃんの様子が紹介されています。
ぜひご覧ください。
liliaの 瞬間湯沸かし記
(中村)

2010年08月31日(火)

◆中町の虐待現場で生まれた子猫たちの近況です。
この場所は、個人のボランティアさんが何年もかけて不妊手術を施してきたので、
今年は思いのほ子猫の姿は見ませんでした。一番子猫の生まれる時期にも、最初に保護しためろんちゃん、その後4匹の兄妹猫、7月下旬に3匹の兄妹猫、計8匹です。
めろんちゃん、ぱるんちゃん、もんちゃん、クロちゃん(7/25保護)は里親様のもとに行きました。
最期に保護した3匹の子猫はクロちゃん以外の2匹(パール♀・エール♂)は共に体が弱く、現在は通院中です。特にエール君は食餌もとらなくなっており、心配です。
(中村)

2010年08月19日(木)

◆ヒナちゃんの近況です。
今日は2週間に一度創傷治療に定評のある病院への受診の日でした。
里親希望の方と行って来ました。





まだ傷は痛々しいのですが、保護した当初に比べるとずいぶん小さくなりました。
しかし、ヒナちゃんはこの4ヶ月間はずっと洗浄してガーゼ交換をして・・・という治療を受けています。
それでも完治にはまだかなりの日数がかかります。
こんな惨いことをするなんて、本当に腹が立ちます。二度とこのような被害猫が出ないことを心から願います。

治療の様子はこちらのブログで。
(中村)

2010年08月13日(金)

◆優生くんの近況です。
まったく人馴れしていなかったので、退院後は預かり宅にてケージの生活でしたが、
他の猫に対しては攻撃する様子もまったくなかったので室内フリーにしました。
猫に対してはとても友好的で、特に子猫の面倒は良く見ているそうです。
室内フリーにして分かったことですが、優生くんは右足の後ろ足を引きずっています。
事故か生まれつきかは不明です。
また、やけどの傷も中央に流れた傷だけでなく、体中転々と火傷の痕があります。
(中村)

2010年08月11日(水)

◆7月25日に保護された親子猫。ママ猫は不妊手術をし、元の場所にリリースしました。
その際の手術代は、近隣の方が負担してくださいました。
子猫3匹は預かり宅にて風邪治療をしていましたが、そのうちの1匹はなかなか良くなりません。
しばらく入院させていましたが、今は預かり宅にて捕食をしながら看護しております。
他の2匹は無事里親さんが決まりました。(中村)

2010年08月03日(火)

◆本日、玉川警察に なまはげさんと柚子で訪問しました。

昨年から続いている被害状況を年ごとに色分けした地図や写真
この数カ月による聞き込みによる情報などを一通り文章に
し たものを目を通して頂きながら 説明をしてきました。

また、2ちゃんねるなど虐待を助長してるサイトのプリントアウトや
その他 愛護動物の法律の資料や外猫事情のプリントなども お渡ししてきました。

保安課からは2名出てきて頂き 真剣に資料に目を通しながら、
私達の説明を聞いて下さり 猫に関しての質問も色々と受けました。

今現在、警察に上がってきてる捜査状況などは 
当然、私達にも教える訳には いけないのでしょうから、、
捜査上の事は わかりませんが 捜査は
当然行われているものと思います。

この数ヶ月、皆で一生懸命に集めた情報や資料が
犯人の逮捕に少しでも役立つ事を願っています。

また、今後も聞き込みなどで気になる情報が出たり
提出すべき資料があれば 警察の方に訪問致します。

2010年07月25日(日)

◆1週間ほど前に、虐待の被害猫が発見された場所で3匹の子猫が目撃されました。母猫は用心深く簡単に保護できそうも無かったのでしばらく様子を見ていました。母猫、子猫すべてほごしなければなりません。そして今日、無事に母猫と3匹の子猫を保護することができました。子猫のうち風邪を引いていた1匹は動物病院に入院させました。(中村)


2010年07月23日(金)

◆入院していた被害猫のミケちゃんが退院しました。入院中はだいぶストレスがかかっていたようですが、保護宅に移ってからは比較的落ち着いた様子でごはんもたくさん食べています.



傷はまだ完治していませんが、自宅ケアをしていきます。
入院中、ストレスからか傷やその周辺を舐めて化膿してしまいました。
現在はケージで過ごしてもらっていますが、なるべくストレスがかからないよう、
お部屋に慣れてきたらフリーにさせようと思っています。

(中村)

2010年07月19日(月)

◆18日・19日と二日連続で猫の里親会に行ってきました。参加したのは「もんちゃん」「ゆずちゃん」「じゅんちゃん」です。残念ながら良縁恵まれませんでした。引き続き里親様を募集しておりますので、よろしくお願いします。(ゆきももこ)

2010年07月17日(土)

◆保護仔猫のぱるんちゃん、里親様内定しました。(ゆきももこ)

2010年07月10日(土)

◆ミケちゃんの傷はだいぶ小さくなりました。再保護時は怒っていましたが、だいぶ落ち着いてきています。あと2週間ほど入院治療をして、その後は保護宅で里親様募集する予定です。(なまはげ)


◆ヒナちゃん
まだまだ傷は広範囲で痛々しいですが、きれいに皮膚が再生してきています。
しばらくは、このまま入院治療が続きますが、里親希望の方がいらっしゃるので退院後は自宅静養になると思います。




2010年07月5日(月)

◆6月30日に無事保護された負傷猫のミケちゃんの様子です。
2度の捕獲により、すっかり怯えた様子で、触らせてくれなくなっていたのと、傷がまだ完治していないので傷の治療をするため、ひとまずU病院に預かっていただいています。
そのU動物病院では、ミケちゃんの治療については、ヒナちゃん同様F動物病院と連携をとってあたってくれています。
ミケちゃんの場合も、患部を乾かさないようにする必要があり、1日に数回軟膏を塗っています。傷まわりの皮膚の洗浄等もあるので、1週間ほどはU動物病院に入院して治療をしていく予定です。(片岡・AWA代表・なまはげ)

2010年07月4日(日)

◆ボランティアさん宅で静養&家猫修行中の優生くんの近況です。



広範囲にあったやけどはかなり治っています。右下の写真の白い部分はやけどを負っていた部分です。お外暮らしが長かったのと、虐待にあったことで、なかなか人間に心を開いてはくれません。声をかけようとケージに近づくと、シャーッ・・・と怒られてしまいました。保護当時、5〜6才かと思っていたのですが、数ヶ月に及ぶ家猫暮らしで、毛づやも良くなり、気力もみなぎっている様子を見ると、どうやらもう少し若い猫さんだったようです。2〜3才かと思われます。(中村)

2010年07月1日(木)

◆ミケちゃんの今日の様子です。



ちょっと怖がりさんになっていました。
傷もまだ完治していないので、週末にヒナちゃんもお世話になっているF動物病院に受診する予定です。
(中村・なまはげ)

2010年06月30日(水)

◆しばらく前から姿を見せるようになっていたミケちゃん、今夜未明に無事保護しました。警戒心も以前より強くなっていますし、やけどもまだ治っていない様子なので、U動物病院に入院しました。(片岡・AWA代表・なまはげ)

2010年06月27日(日)

◆ヒナちゃん入院中のU動物病院からF動物病院に傷の具合を診てもらいに行きました。 順調に回復しています。
【世田谷虐待事件】ヒナちゃんの受診

虐待現場で保護された子猫、めろんちゃんともんちゃんの里親様が内定しました。
もんちゃんは現在風邪治療中のため、お届けは少し後になりそうです。(ゆきももこ)

2010年06月26日(土)

◆ヒナちゃんを保護した付近で飼い主不明のメスと思われる子がいるとの情報がありました。 虐待をうけたヒナちゃんがいたすぐ側で数匹確認しました。
もし、未避妊で子猫が産まれ続ければ今度はその子達が未だ捕まっていない犯人のターゲットにならないためにも未然に防ぐ必要があります。

虐待事件とは別に不妊去勢の呼びかけと飼い猫や手術済みの猫の情報を求める チラシを作成し 付近にポスティング致しました。 

日曜日にポスティングした所に 聞き込みをする予定であります。
手術済みの子でありますようにーーそんでもって飼い猫でありますように。。。
片岡(柚子)

2010年06月23日(水)

◆U動物病院より入院中のヒナちゃんの傷の経過をお知らせいただきました。




ガーゼ交換のたびに回復しているのがわかります。
ただ、傷は真皮にまで到達していたので、今後毛が生えてくる可能性は低いそうです。
(なまはげ)

2010年06月21日(月)

◆5月19日に一時預かりさんのお宅から逃走した被害猫のミケちゃんについてのご報告です。連日パトロール等の活動とともにミケちゃんの捜索に当たっていましたが、やっと元気な姿を見ることができました。少し痩せてはいるけれど、食欲もあります。警戒心がやや強くなっているので、保護には至っておりませんが、1日も早く保護したいと思っています。(柚子)

2010年06月18日(金)

◆U動物病院に入院中のヒナちゃん、カラーも取れて治療以外の時間はケージでのんびりしているようです。やけどを負った背中は順調に回復しています。(なまはげ)

2010年06月14日(月)

◆U動物病院に入院しながら、F動物病院に通院していたヒナちゃんは、当面の治療方針が決まったため、U動物病院にて治療を継続することになりました。
ヤケドの治りは順調ですが、一番程度の酷かった背中中央部が完治するにはまだしばらく時間がかかりそうです。
しかし、治療中に抵抗するようになり、体力的にもずい分回復に向かっていると思われます。(ゆきももこ)

2010年06月10日(木)

◆都議会議員のK先生に今回の連続猫虐待事件の詳細をご説明し、
管轄である玉川警察の対応についてのご相談に伺いました。
警察には、犯人特定に対して、積極的に捜査をしていただきたい旨、
強くお願いしたいと思います。(中村)

2010年06月9日(水)

◆ヒナちゃんの経過。
7日(月)にF動物病院へ治療に行ったところ、初診では3日に1度の治療でということでしたが、浸出液が予想以上に多いため隔日通院となりました。
今日も治療に通いましたが、傷が擦れたりしないようにしばらくはケージでの生活が続きます。(中村)

◆保護した4匹の子猫ですが、ワクチン接種後体調を崩してしまいました。現在は快方に向かっています。(ゆきももこ)

2010年06月5日(土)

◆ヒナちゃんをヤケドやジュクソウの治療の上手な動物病院に連れて行きました。
今後はこちらの先生に治療をお願いすることになります。
現在はU動物病院に入院させながらの通院ですが、もう少し状態が良くなったら、退院してボラ宅からの通院に切り替える予定です。(中村)



通院時の様子はこちらで→ヒナちゃんの治療(ゆきももこの猫夢日記)

2010年06月3日(木)

◆N大学動物医療センターに入院していたヒナちゃんが個人病院(U動物病院)へ転院しました。N大学のI教授をはじめスタッフの皆様には、とても良くしていただきました。感謝いたします。
今後の治療に関しては、火傷の症例を多数治療している病院への通院を含めて考えて行きたいと思います。
退院時、一般血液検査をしましたところ、健康状態は良好でした。(中村)


退院時の様子はこちらで→ヒナちゃんの転院(やさしい暮らし〜ねことお昼寝〜)

2010年05月31日(月)

◆今年に入って最初に保護された優生くんの近況です。
赤くただれていた傷がだいぶ小さくなりました。

預かり宅での優生君です。
まだ怒っていますが、ケージの中で寛ぐ姿も見せてくれるようになりました。
(5月29日撮影)
保護されたばかりの頃。
かなり気が立っていました。
(4月22日撮影)

◆大学病院に入院中のヒナちゃんの様子はこちら
やさしい暮らし〜ねことお昼寝〜(世田谷連続猫虐待、被害猫ヒナちゃんの治療)

2010年05月28日(金)

◆24日にTNRのため捕獲した三毛猫と白地にキジの猫をリリースしました。
三毛ちゃんは水腎症のため右の腎臓を摘出しましたが、左の腎臓はとてもきれいで、多分後天性の病症だろうとの診断でした。保護生活もかなりストレスになっていたと思われること、餌やりさんも特定されていて今後の経過も把握できることも考慮してリリースしました。
抜歯をした白キジ君もごはんを食べられるようになったのでリリースしました。(中村)

◆体調を崩して治療をしていた保護子猫のめろんちゃん、元気になりました。
近日里親様募集再開する予定です。保護日記はこちら
ゆきももこの猫夢日記(めろん社長健在です!)

2010年05月27日(木)

◆N大学動物医療センターに入院しているヒナちゃんに面会に行ってきました。
ヒナちゃんの焼けただれた皮膚は、少しずつ良くなっていますが、
やはりガーゼははずせません。
自宅でのケアや転院のことも含めていろいろ検討しましたが、
もう1週間だけ入院させることにしました。(中村)

2010年05月26日(水)

◆活動当初より、虐待猫の情報を求めるためにチラシ投函や聞き込みを継続的に行ってきましたが、今回は範囲を広げて200世帯程AWA代表となまはげさんと共にチラシ投函しました。
犬の散歩の方や、通行者の方には手渡しで聞き込みをしながら 情報を求めました。

投函したチラシから 少しでも 犯人逮捕に繋がりますように・・・ 。(柚子)



◆5月15日に保護した4匹の子猫たち。里親様募集開始いたしました。
募集ページをぜひご覧ください。

2010年05月25日(火)

本日、世田谷区在住の猫ボラさんと、区議のO先生と共に、世田谷保健所に行ってきました。
今回の虐待された猫の保護を依頼してきた方は、個人のボランティアさんです。
その方は食べ残しや給餌皿を始末し、できる範囲で飼い主のいない猫たちに不妊手術を行っています。しかし、最近猫の給餌に対して風当たりが強くなっている風潮が見受けられます。実際に、私のところにも相談が相次いでいます。
そこで、猫の給餌に対して保健所としてどのような見解で、どのような対応をしているのかお伺いしました。質問内容は以下の通りです。



全国で野良猫への給餌者(ボランティア・個人ともに)への不当な嫌がらせや苦情、ひいては暴力、脅迫が相次いでいます。これについてお尋ねします。

1) 餌やりについての苦情が寄せられたときに、どういう手順で対応されますか。
2)ガイドラインの記載事項が一つでも実行できていなければ、即餌やりを禁止しますか。
3)ボランティアに限らず、職員の方々から見て概ね問題がなさそうな餌やりをしている人に対して、不当な嫌がらせを受けた場合にどのような方法で守っていただけますか。
4)今後、野良猫対策を進める上で大きい役割を果たすボランティアをどのように支援していただけますか。



お答えくださったのは生活保健課のA課長と同課衛生事業係のS係長でした。
まず、1)の苦情に対してですが、苦情を言ってきた人には環境省のガイドラインに沿って説明し、野良猫への給餌を禁止することはできないと説明する、とのことです。
また、ガイドラインに多少沿っていないとしても、すぐに禁止することはなく、きちんと指導すると仰っていました。(2の回答)
これらに基づき、不当な嫌がらせを受けたときには職員が現場に赴き、野良猫対策の一環であることをご理解いただくよう説明し、お願いする。ボランティアに対しての支援は、自治会や町内会に説明を求められたときには、職員が会合に出向き、ボランティアと連携して対策をとっていくことを推奨すると約束していただきました。

全体的に好意的なご回答をいただきましたが、現場で給餌ボラをしている人は実際に大小さまざまな嫌がらせを受けています。さらに問題なのは、ただごはんを置いていくだけの人が後を絶たないことです。地面にバラバラと蒔いていくだけの人も現実にはいます。食べ残しが残れば不衛生ですし、苦情がきても仕方がないのかもしれません。
しかし、きちんとした給餌ボランティアは、残飯の始末はもちろん、そこに集まる子達をしっかり把握し、これ以上野良猫を増やさないように不妊手術を施します。
こういった人たちが、いわれのない非難を受けないよう、世田谷保健所から認めていただいて活動している「しるし」を考えていただけないかとお願いしました。
個人またはボランティアが、エリアと活動内容を保健所に届出をして、職員の方に承認を受ければ、例えば腕章のような「しるし」を頂戴できないかとお願いしたわけです。

世田谷保健所は、野良猫問題に対してとても前向きに考えていただいている印象は受けましたが、お願いした「お墨付き」に関しては『検討します・・・』とのご返事でした。(中村)

2010年05月25日(火)

ヒナちゃんの治療について

5月13日からN大学動物医療センターに入院していた白猫ヒナちゃんの経過報告です。
ヒナちゃんの傷は亡くなったソラ君やオデコちゃんほど広範囲ではないものの、表皮だけでなく真皮まで達しているものでした。放っておけば壊死してしまうということで、1週間の予定で入院しました。
1週間後の5月20日、I教授よりご連絡いただき、自宅ケアができれば退院も可能とのことで、様子を見に行ってきました。

現段階でのヒナちゃんの治療は、むき出しになった真皮を乾燥させないように、リンゲル液で湿らせ、その上にやはり湿らせたガーゼをあてるというものでした。そのガーゼ交換を1日2回。ガーゼがずれないように、表皮に縫い付けた糸でフック型にした穴に手術用の太目の糸を通して結んで固定するというものでした。



ヒナちゃんの一時預かりを申し出ていたKさんと同行しましたが、彼女も私も一人で一連の処置をすることがどうしてもできないと判断しました。

有志の個人ボラが集まって今回の保護に携わっています。
大学病院での治療費はけっして安いものではありません。
とても悩みましたが、ひとときではあっても信頼していた人間に裏切られる形で傷を負ったヒナちゃんを、きちんとケアしてあげたいと思い、退院を1週間伸ばしました。
このような決断も、気にとめてくださった方からのご寄付があったからこそできました。ありがとうございます。

しかし、これ以上の出費は今後の保護活動を考慮しますとどうしても躊躇われます。27日にヒナちゃんの様子をみてきます。傷の状態によっては、個人宅でのケアが可能であるか、または個人病院に転院させるか判断したいと思います。



2010年05月24日(月)

◆22日に不妊去勢手術のため捕獲した8匹の猫さんたちです。

ムギワラ、サビ、白三毛3匹とも(♀) 術前検査で手術済みと判明しましたので、耳カットしてリリースしました。(M動物病院)
黒白、グレー白、白に黒斑3匹とも♂ 去勢手術後リリースしました。
(M動物病院)

三毛♀
術前の検査で腎臓が異様に腫れているのが発見されました。水腎症とのことで、子宮と共に右の腎臓も摘出しました。残った左の腎臓はキレイだと言うことです(S動物病院)。保護宅にて静養中。
白地にキジ♂
シニア猫さんのようで、歯肉炎が酷く歯がぐらぐらの状態でした。
去勢手術と共に抜歯しました。(D動物病院)保護宅にて様子をみています


2010年05月22日(土)〜23日(日)

◆TNRのため、長時間にわたり一斉捕獲を決行しました。事前に近隣住民の方々には告知しておりました。ご協力、心から感謝いたします。
22日から23日朝方にかけて、合計8匹の猫たちを捕獲いたしました。
詳細はこちらをご覧ください。
AWA動物福祉活動の日記5/24の記事

◆保護子猫のめろんちゃん、腎機能の数値が悪く、21日入院しました。
治療の結果、数値も落ち着いたので22日退院しました。(ゆきももこ)

2010年05月21日(金)

◆亡くなったオデコちゃんとお別れしました。


火葬した骨は所々黒味がかっていました。薬品のかかった皮膚の下の骨ではないかと思うと、心が痛みました。

オデコちゃんの遺体を保存していた理由、及びヒナちゃんの入院については、
後日詳細報告させていただきます。(中村)

2010年05月20日(木)

◆N大動物医療センターに入院していた白猫のヒナちゃん。
本日退院の予定でしたが、まだ真皮がむき出しの状態で治療が必要とのことでした。
引き続き1週間程入院治療することになりました。
同病院に預けていたオデコちゃんの遺体を引き取ってきました。(中村)

◆U動物病院に風邪治療のため入院していた子猫(15日保護)4匹が退院しました。
保護宅(ゆきももこ)にて里親様募集予定です。(なまはげ)

2010年05月19日(水)

◆17日に一時預かり様のお宅に移動したミケちゃんのご報告です。
昨日一時預かり様より連絡があり、ミケちゃんが網戸をこじ開け、
お外に出てしまいました。
すぐに駆けつけてあたりを探しましたが見つかりません。
近隣の皆様、背中に傷のある三毛猫を見かけましたら、ご連絡をお願いします!
080-5494-8851(ナカムラ)

◆15日に保護された4匹の子猫のママ猫を避妊去勢手術後リリースしました。
18日に報告した3匹の保護猫はメス2匹は手術済みでした。去勢手術を施した黒白の男の子と三毛猫は耳カットしてリリースしました。
アメショMIXちゃん(♀)は、警戒心が全く無く、虐待現場付近にリリースするのは危険と判断して、このまま保護、里親様を募集する予定です。(中村)

◆保護子猫のめろんちゃん、体調不良です。
静脈点滴のため半日入院しました。(ゆきももこ)

2010年05月18日(火)

◆22日の土曜日 権蔵橋公園付近で行なう 避妊去勢の告知のチラシを 近隣住民120世帯に投函してきました。(AWA代表、なまはげ、柚子

◆TNR活動のため3匹の猫を保護しました。(17〜18日の深夜)
不妊去勢手術のため、M動物病院に入院中

黒白マスク♂ アメショMIX♀ 三毛♀

◆保護子猫めろんちゃんが体調を崩し、現在治療中です。

2010年05月17日(月)

比較的軽症だったミケちゃん。
保護主宅から一時預かり様のお宅へ移動しました。



ミケちゃん:
傷もだいぶ良くなりました

2010年05月16日(日)

保護された当時、広範囲にヤケドがあり脱水症状も起こし、重症だったオデコ君が入院中の動物病院で亡くなりました。

2010年05月15日 (土)

虐待現場付近で最近子猫の姿が目撃されていました。
犯人が特定されていない現在、近隣住民の方々からの情報収集や行政への働きかけと平行して、被害に遭う可能性のある子猫の保護、さらには不幸な野良ちゃんを増やさないための不妊去勢手術を行っていかなければなりません。

以前より目撃されていた子猫4匹を保護しました。
風邪をこじらせているので現在病院にて治療中です。

子猫の母猫です。不妊手術後(G病院)リリース予定です。(中村)




保護時の様子はこちらで紹介されています
AWA動物福祉活動の日記!

活動報告(保護猫情報・TNR以外)

2010年05月14日

明るいうちにパトロールしたいと、18:20頃A駐車場の前を通った所、女性が1にゃんをムンズとつかみ、キャリーバッグにしまっていました。
もしかして?と話しかけたら、やはり近くで既に3にゃん飼っている方で保護してくださるとの事でした。
この美しい方のお話:
「昨日も来たけれど猫がいなかった。ガレージを片付けてちょっと窮屈で可愛そうだけど、連れて帰る。ここには7匹いて、耳カットは1匹だけだけど、ここの方がみんな去勢避妊はしている。とても懐いている3匹は何とかしてあげたい。他の子は可愛そうだけど、この辺を掃除したりは続けてあげたい。エサやりだけの人も多くて、人に馴れてしまうと危ないのに、、、。」
等と、美しいだけではなく、きちんとした方でステキでした。
保護してもらえた子に関してはとても嬉しいですが、残った子たちを考えると心が苦しいです。 (23:26 ウンパルンパッパ)

◆5月14日(金)
世田谷区中町1丁目のTNRの際保護された子猫(めろんちゃん)、体調を崩したため、動物病院で診てもらいました。ゆきももこの猫夢日記(めろんちゃん受診)

◆5月13日(木)

白猫のヒナちゃんと、三毛猫のミケちゃん、
某大学動物医療センターの先生に診療してもらうことが出来ました。
2匹の傷の状態から、やはり使われた薬品はかなり強いもので、
誰でもが簡単に手に入れられるものではないと推測される、
とのお言葉をいただきました。

ヒナちゃんの傷の治りが良くないので、そのまま入院することになりました。
下の画像は保護したばかりのヒナちゃんです。

世田谷区虐待猫ヒナちゃん 世田谷区虐待猫ヒナちゃん 世田谷区虐待猫ヒナちゃん
クリックで拡大画像になります

ミケちゃんは、保護宅に帰宅しました。(中村)

活動報告(保護猫情報・TNR以外)

5月11日

・警察(保安課)から捜査についての報告電話あり。(中村)

・権蔵橋公園に、以前より依頼してあった環境省ポスター「動物虐待・遺棄は犯罪です」の立て看板が2箇所に設置されていました。
その他掲示板に環境省チラシ小も貼っていただけると世田谷区保健所にご返答いただき、今日現在4枚を確認しました。( 掲示期間5月20日迄)
(ウンパルンパッパ)




昼夜の見回り・パトロールはほぼ毎日行っております。
お寄せいただいた目撃情報によると、まだ保護されていない被害猫が少なくとも3匹はいます。近隣の皆様のご協力が必要です。ご面倒おかけすることもあるかと思いますが、どうぞお力添えください。

2010年5月11日(火)

◆5/8にTNRのため捕獲した4匹の猫をリリースしました。
(M動物病院にて不妊去勢手術)
その際、5週齢くらいの子猫を保護。(めろん君)
現在保護宅にて風邪治療しています。
里親様募集中です。
めろん君の様子→ゆきももこの猫夢日記


画像右上の子以外は♀です。
白に茶ぶち(右下)の子は妊娠していました。
黒猫は出産した形跡がありました。
母乳の出はそれほど多くなかったので、
子猫は離乳したばかりかと思われます。
子猫は保護できましたら、里親募集をする予定です。

◆危篤状態だった茶白くん(ソラ君)。
本日亡くなりました。
背中ではなく、喉から胸にかけてのやけどがひどく、
全体の60%以上も焼け爛れていました。
助けてあげられなかったのが、とにかく残念です。

◆ゴールデンウィークに保護された茶白君(おでこ君)が入院しました。
全身状態が悪く、詳しく診療していただいたところ、
地肌と毛が奇妙に浮いている状態で、
触ると皮がベロッと剥け、その下は黄色い膿がべっとりたまっていました。
足の裏もかなりひどい状態で、洗浄して様子をみます。


(中村)

2010年5月9日(日)

2010年になって、最初に保護された茶トラの優生くん、
先日退院しました。
傷はかなり良くなりましたが、背中の中央部分に
赤くただれた箇所が残っていてまだ痛々しいです。




(優生:ゆうせい)

次に保護された茶白くん(ソラ君)の容態が芳しくありません。
保護して数日後にはごはんもよく食べるようになり、
食後の毛繕いもするようになって安心していたのですが、
数日前から嘔吐を繰り返すようになってしまいました。
傷口に薬品が残っていて、毛繕いの際
一緒に体内に取り込んでしまったのでは!?
と危惧しています。
獣医さんに行き、静脈点滴をしていただき、
様子を見ています。
なんとしても回復してもらいたいと願っています。(中村)




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2010年4月27日に保護されたソラ君。
5月11日治療の甲斐なく亡くなりました。
詳細はこちら→ゆきももこの猫夢日記
2010年5月初旬に保護されたオデコ君。
5月16日入院中の動物病院で亡くなりました。
ソラ君とオデコちゃんの記事を読んで、たくさんの方からお悔やみのお言葉をいただきました。
心から感謝いたします。
ソラ君は、長年ごはんをもらっていた方のお庭に埋葬いたしました。
見知った土地で、安らかに眠っていることを願っています。
オデコちゃんは、火葬を済ませ、骨壷に納まりボランティア宅に安置されております。
彼らのことを忘れることなく、この地球上に住まう全ての尊い命に愛を捧げて、祈っていただければ幸いです。
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